【チェックリスト付】親亡き後に困ることTOP20|準備の優先順位と、専門家に頼むべきポイント

「親がいなくなった後、うちの子は本当に大丈夫だろうか」
障害のある子を育てる親御さんの多くが、心のどこかで感じている不安です。

実際、親亡き後にはお金・住まい・手続き・支援者など、
一度にたくさんの問題が押し寄せます。

この記事では、
親亡き後に実際によく起きる「困りごとTOP20」をチェックリスト形式で整理し、
今から準備すべき優先順位専門家に頼むべきポイントを、
初心者向けにわかりやすく解説します。

この記事でわかること
・親亡き後に起こりやすい困りごと20項目
・「今すぐ」「順番に」準備すべきポイント
・家族だけで抱え込まないための考え方

目次


1. 結論|すべてを一気に準備しなくていい

最初に結論です。
親亡き後の備えは、すべてを完璧に準備しなくても大丈夫です。

大切なのは、
・何が起き得るのかを知ること
・優先順位をつけること
・必要なところは専門家に任せること

「知らないこと」こそが、一番の不安の原因になります。


2. 親亡き後に困ることTOP20【チェックリスト】

まずは、実際によく挙がる困りごとを整理します。
当てはまるものにチェックを入れるイメージでご覧ください。

  • ① 生活費・年金・手当の管理ができない
  • ② 通帳・キャッシュカードの管理が不安
  • ③ 家賃や光熱費の支払いが滞る
  • ④ 詐欺や悪質商法に巻き込まれる
  • ⑤ 住む場所をどうするか決まっていない
  • ⑥ グループホームや施設の情報が不足している
  • ⑦ 日中の居場所・就労先が安定しない
  • ⑧ 病院・服薬管理を誰がするか不明
  • ⑨ 緊急時の連絡先が決まっていない
  • ⑩ 見守ってくれる支援者がいない
  • ⑪ 相続手続きが進まない
  • ⑫ 財産管理を誰に任せるか決まっていない
  • ⑬ 成年後見が必要か判断できない
  • ⑭ きょうだい間で負担が偏る
  • ⑮ きょうだい間で相続トラブルが起きる
  • ⑯ 葬儀・死後の手続きを誰がするかわからない
  • ⑰ 行政手続きが途中で止まる
  • ⑱ 支援制度の引き継ぎができない
  • ⑲ 本人の希望が周囲に伝わっていない
  • ⑳ 「何から始めればいいかわからない」

いくつチェックが入りましたか?
多くの方が半分以上に当てはまると感じています。


3. 準備の優先順位|まず整えるべき5つ

すべて同時に解決しようとすると、必ず疲れてしまいます。
まずは、次の5つから整えていくのがおすすめです。

  1. お金の流れ(年金・手当・支払い)
  2. 住まい(今後どこで暮らすか)
  3. 見守る人(支援者・相談先)
  4. 財産管理の仕組み(後見・信託など)
  5. 親の意思の見える化(遺言・メモ)
ポイント
「制度を決める」より先に、
「どう暮らしてほしいか」を言葉にすることが大切です。

4. 家族だけでやると行き詰まりやすいポイント

親御さんやきょうだいだけで準備を進めようとすると、
次のような壁にぶつかりがちです。

  • 情報が多すぎて整理できない
  • 制度の違いがわからない
  • 「まだ早い」と先延ばしになる
  • 家族間で意見が合わない

これは誰のせいでもなく、構造的に難しい問題です。


5. 専門家に頼むべきタイミングと内容

次のようなタイミングでは、専門家の力を借りることをおすすめします。

専門家に頼むとよい場面
・成年後見が必要か迷っている
・遺言や家族信託を考え始めた
・きょうだい間の役割分担が不安
・相続と生活支援をまとめて考えたい

専門家は「全部任せる相手」ではなく、
整理と判断を手伝ってくれる伴走者と考えると、利用しやすくなります。


6. 今日からできる最初の一歩

今日できることは、とても小さなことで構いません。

  • 親の不安・希望を書き出す
  • 使っている支援制度をメモする
  • 「困りごとTOP20」にチェックを入れる

一歩踏み出すことで、
「漠然とした不安」は「整理できる課題」に変わっていきます。


📞 ご相談はこちら

障害を持つ子どもの親亡き後を支える会

〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町3-3-5 6階605

〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町1-6-9 第一HBビル8階A

☎ 0120-905-336

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