【完全ガイド】就労支援とは?障がいのある方の「働きたい」を実現する仕組みをわかりやすく解説
【目次】
就労支援とは?
障がいのある方が働くうえで生じる課題
就労支援サービスの種類と特徴
就労移行支援とは(2年で一般就労をめざす支援)
就労継続支援A型・B型とは(働く場所を確保する支援)
就労パスポートや合理的配慮など、職場での支援制度
就労支援を利用するメリット
就労支援を利用する流れ
親・家族ができるサポート
まとめ
お問い合わせ
1|就労支援とは?
就労支援とは、
障がいのある方が「働きたい」という気持ちを実現するためにサポートする福祉サービスの総称です。
働くためのスキルを身につけたい
職場で長く続けられるか不安
障害特性に合う働き方を知りたい
通院や体調に配慮しながら働きたい
そんな悩みを抱える人に対して、
就労支援は「一人ひとりに合った働き方」を一緒に考え、実現を手助けします。
2|障がいのある方が働くうえで生じる課題
障がいがある方が就職をめざす際、次のような課題が生じることがあります。
面接で障害特性をどう伝えればいいか分からない
体調や精神面の波で出勤が不安
職場の理解が得られるか心配
仕事を続ける自信がない
自分に合う職場が分からない
コミュニケーションに不安がある
こうした課題に寄り添い、
“就職準備 → 仕事の継続まで”をサポートする仕組みが就労支援です。
3|就労支援サービスの種類と特徴
就労支援には大きく3種類があります。
就労移行支援(一般企業への就職をめざす)
就労継続支援A型(雇用契約がある働き方)
就労継続支援B型(体調に合わせて無理なく働く)
それぞれ目的が異なるため、自分の状態に合ったサービスを選ぶことが大切です。
4|就労移行支援とは(2年で一般就労をめざす)
就労移行支援は、
最長2年間、就職に必要なスキルや働く力を身につけるための訓練が受けられるサービスです。
● 支援の内容
ビジネスマナー
パソコン・事務スキル
体調管理・ストレス対処
コミュニケーション練習
履歴書・職務経歴書の作成
面接練習
実習先探し・企業との調整
就職後の定着支援
一般就労(企業で働く)をめざす方にとって、
就労移行支援は最も利用されやすい制度です。
5|就労継続支援A型・B型とは?
● A型(雇用契約がある働き方)
事業所と雇用契約を結ぶ
最低賃金が保障される
ある程度安定して働ける人向け
● B型(自分のペースで働ける)
雇用契約なし
工賃として働いた分の報酬が支払われる
体調に波がある人や、無理なく働きたい人向け
A型・B型ともに、
“働き続けること”をサポートする制度です。
6|就労パスポート・合理的配慮など職場での支援制度
障がいのある方が働く際には、職場側の配慮も大切です。
● 就労パスポート
障害特性・得意不得意・必要な配慮を一覧にまとめた書類。
企業とのミスマッチを防ぐ効果がある。
● 合理的配慮
企業が障害特性に応じて環境調整を行う義務。
例)
勤務時間の調整
業務量や作業工程の工夫
静かな作業スペースの確保
上司との相談時間の設定
7|就労支援を利用するメリット
自分に合う働き方を見つけられる
就職活動をひとりで抱えなくていい
サービス利用料が原則9割以上軽減され負担が少ない
就職後も「定着支援」で長く働ける
チーム体制(支援員・相談支援専門員・医療機関)で伴走してくれる
就労支援は「就職だけでなく、その後の生活まで支える制度」です。
8|就労支援を利用する流れ
市区町村の障害福祉課へ相談
サービスの見学・体験
サービス利用計画(相談支援専門員)
受給者証の発行
就労支援サービスの利用開始
複雑に見えますが、支援機関が一緒に進めてくれるため心配は不要です。
9|親・家族ができるサポート
体調や生活習慣の整えを一緒に考える
本人の得意なこと・苦手なことを共有
就労支援機関と連携
過干渉になりすぎず、“伴走役”として寄り添う
家族が適切な距離感で支えることで、就労の成功率は大きく上がります。
10|まとめ
就労支援は、
障がいのある方が安心して働くための伴走支援です。
就職をめざす「就労移行支援」
働く場所を確保する「A型・B型」
職場で活用できる制度(就労パスポート・合理的配慮)
働きたい気持ちがあるなら、一度相談してみる価値は十分あります。
【お問い合わせ】
障害を持つ子どもの親亡き後を支える会
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町3-3-5 6階605
〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町1-6-9 第一HBビル8階A
TEL:0120-905-336