障害年金を受給している子の親が考えること|生活費・貯金・相続・生活保護との関係

📞 障害年金だけで将来の生活を支えられるか不安な方へ

障害年金を受給しているお子さまがいても、 障害年金だけで家賃・食費・医療費・福祉サービス・臨時支出のすべてを賄えるとは限りません。

親亡き後に備えるには、毎月の不足額、貯金の管理、親から残す財産、生活保護の可能性を別々に考えず、一つの生活設計として整理する必要があります。

大切なのは、単に多額の財産を残すことではなく、 本人が必要なときに、必要な金額を安全に使える仕組み を作ることです。

📞 ご相談はこちら
☎ 0120-905-336

最初に押さえたい4つの結論
  • 障害年金は本人の生活を支える大切な収入ですが、生活費すべてを賄えるとは限りません。
  • 本人の障害年金・給与・預貯金は、成人した本人の財産です。
  • 親から相続した財産は、生活保護の開始・継続・支給額に影響することがあります。
  • 生活保護は「財産を残さない家庭だけの制度」ではありませんが、利用可能な資産や収入を活用しても生活が不足する場合に、その不足を補う制度です。

障害年金を受給しているお子さまの親御さんからは、次のような相談が多くあります。

  • 障害年金だけで将来生活していけるのか
  • 親が毎月負担している金額が分からない
  • 本人の貯金はいくらあれば安心なのか
  • 本人に多額の相続財産を残して大丈夫か
  • 相続すると生活保護を受けられなくなるのか
  • 生活保護と障害年金は同時に受給できるのか
  • 家族信託で生活費を渡せば生活保護に影響しないのか
  • 親が本人の障害年金を管理し続けてよいのか

これらは、「障害年金はいくらか」「親の財産はいくらか」だけでは答えが出ません。

本人の住まい、毎月の支出、就労収入、医療費、福祉サービス、金銭管理能力、相続財産の種類まで確認する必要があります。

この記事で分かること
  • 障害年金と生活費の関係
  • 本人の毎月の不足額を計算する方法
  • 本人名義の貯金をどう管理するか
  • 親名義の口座で年金を管理する危険性
  • 20歳前傷病による障害基礎年金の所得制限
  • 障害年金と生活保護を併用する場合の考え方
  • 相続財産・生命保険・家族信託と生活保護の関係
  • 遺言・家族信託・成年後見を検討する順番

① 障害年金だけで生活できる?最初に月次収支を作る

親亡き後の生活設計で、最初に行うのは相続財産の計算ではありません。

まず、 本人が毎月いくら受け取り、毎月いくら使っているか を整理します。

毎月の収入 確認する内容
障害年金 年金の種類、等級、年額、振込月、更新の有無
年金生活者支援給付金 受給の有無、月額、所得要件
給与・工賃 平均月額、賞与、体調による変動
手当・助成 自治体独自手当、医療費助成等
親からの援助 家賃、食費、通信費、医療費など
毎月の支出 具体例
住居費 家賃、管理費、固定資産税、光熱費
生活費 食費、日用品、衣類、交通費、通信費
医療費 通院、薬、診断書、入院時の実費
福祉関係 グループホームの実費、食費、日用品費
臨時費 家電、引越し、入院、修繕、冠婚葬祭
毎月の不足額を確認する

たとえば、本人の毎月の収入が10万円、支出が13万円であれば、毎月3万円が不足します。

この不足を、

  • 就労収入で補うのか
  • 住居費を見直すのか
  • 親の財産から補うのか
  • 利用できる手当・助成を確認するのか
  • 生活保護の相談が必要になるのか

という順番で検討します。

年金額だけで判断しない

実家で暮らしている間は、家賃や食費を親が負担しているため、障害年金をほとんど使わずに済むことがあります。

しかし、親亡き後にグループホームや一人暮らしへ移ると、住居費・食費・日用品費が本人の支出になります。

現在の生活費ではなく、 親がいなくなった後の住まいを前提とした生活費 で計算しましょう。

② 障害年金は誰のお金?親が管理するときの注意点

障害年金は、受給している本人の生活を支えるためのお金です。

成人した子の障害年金は、親の収入でも家計の共有財産でもなく、 本人の財産 です。

本人が金銭管理を苦手としている場合、親が通帳やキャッシュカードを預かることがあります。

その場合も、次の点を守ることが重要です。

親が管理を支援するときの基本
  • 本人名義の口座で管理する
  • 本人の生活・医療・福祉のために使う
  • 親の生活費と混ぜない
  • 入出金記録と領収書を残す
  • 本人が理解できる方法で定期的に説明する
  • 親が管理できなくなった後の引継先を決める
親名義の口座へ障害年金を移さない

本人の障害年金を親名義の口座へ移し、家族のお金と一緒に管理すると、親が亡くなった際に問題が起こります。

  • 親名義の口座が凍結され、本人の生活費を使えなくなる
  • 本人のお金と親の相続財産を区別できなくなる
  • 他の相続人との間で返還・使途をめぐる問題になる
  • 生活保護や財産調査で説明が難しくなる

本人のお金は、本人名義で明確に分けて管理しましょう。

③ 20歳前傷病の障害基礎年金には本人所得による制限がある

20歳前に初診日があり、年金制度へ加入する前の傷病を理由として受給する障害基礎年金には、本人の前年所得による支給制限があります。

判定の対象になるのは、原則として親の所得ではなく、 受給者本人の所得 です。

前年所得に応じた支給対象期間は、現在、10月分から翌年9月分までとされています。

「働いたら障害年金が必ず止まる」わけではありません

就労しているという事実だけで、直ちにすべての障害年金が停止するわけではありません。

ただし、20歳前傷病による障害基礎年金では本人所得による支給制限があり、更新時には就労状況や日常生活の状態も含めて障害状態が確認されることがあります。

就職・昇給・勤務時間の変更があった場合は、年金事務所や専門家へ確認しましょう。

④ 障害年金生活者支援給付金も確認する

障害基礎年金を受給し、一定の所得要件を満たす場合は、障害年金生活者支援給付金の対象になる可能性があります。

この給付金は、障害基礎年金へ上乗せして支給されるものです。

主な確認項目
  • 障害基礎年金を受給しているか
  • 本人の前年所得が要件内か
  • 請求手続きを行っているか
  • 転居後の住所変更が済んでいるか
  • 振込口座を本人・支援者が把握しているか

所得判定では、障害年金等の非課税収入は原則として判定用の所得に含まれません。

対象と思われるのに受給していない場合は、日本年金機構から届いた書類や年金事務所で確認しましょう。

⑤ 本人の貯金はいくら必要?3種類に分けて考える

「障害のある子には、いくら貯金を残せば安心ですか」という質問に、すべての家庭へ共通する金額はありません。

必要額は、本人の住まい、障害年金、就労収入、医療費、支援量、本人の年齢によって異なります。

貯金は、次の3種類に分けて考えると整理しやすくなります。

資金 目的 具体例
日常生活資金 毎月の支払い 家賃、食費、光熱費、通信費、医療費
緊急・臨時資金 急な支出への備え 入院、引越し、家電、修繕、失業
長期生活資金 毎月の不足を長期間補う 障害年金だけでは足りない生活費

必要な長期資金の考え方

毎月2万円不足する場合、年間では24万円です。

単純計算では、10年間で240万円、20年間で480万円になります。

ただし、実際には物価、住まい、医療費、就労収入、制度変更によって必要額は変わります。

一度計算して終わりではなく、毎年見直しましょう。

貯金が多ければ必ず安心とは限りません

本人が浪費・詐欺・契約トラブルに巻き込まれやすい場合、多額の現金を一括で渡すことがリスクになることがあります。

「いくら残すか」と同時に、 誰が、どのようなルールで管理し、何に使うか を決める必要があります。

⑥ 親の援助を見える化する

障害年金を受給していても、実際には親が多くの費用を負担している家庭があります。

親が負担しやすい費用 確認方法
住居費 実家の家賃、固定資産税、修繕、光熱費
食費 本人分を月額で概算する
通信費 携帯・インターネットの契約者と引落口座
医療費 通院交通費、薬、診断書、入院費
福祉関連 施設・グループホーム・日用品の実費
臨時費 衣類、家電、旅行、冠婚葬祭
親の援助がなくなった後を計算する

親が毎月3万円、年間の臨時費として20万円を負担している場合、年間56万円を親が補っていることになります。

この金額が親亡き後にそのまま不足するのか、住まいや福祉サービスの変更で増減するのかを確認します。

⑦ 生活保護と障害年金は同時に受けられる?

障害年金を受給していても、その金額だけでは最低限度の生活を維持できない場合、生活保護の対象となる可能性があります。

ただし、障害年金と生活保護がそのまま満額ずつ上乗せされるわけではありません。

生活保護では、原則として障害年金を収入として認定し、 世帯の最低生活費から認定収入を差し引いた不足分 が保護費として支給されます。

項目 考え方
最低生活費 年齢、世帯構成、地域、障害、家賃等に応じて算定
障害年金 原則として収入認定される
給与・工賃 必要経費や勤労控除等を踏まえて収入認定
生活保護費 最低生活費と認定収入との差額
「障害年金は非課税だから生活保護に影響しない」は誤りです

所得税が課税されるかどうかと、生活保護で収入として扱われるかどうかは別の問題です。

障害年金は税務上の非課税収入として扱われますが、生活保護では原則として収入認定の対象になります。

生活保護の相談先

相談・申請窓口は、本人が住んでいる地域を所管する福祉事務所の生活保護担当です。

障害年金、預貯金、家賃、医療費、家族からの援助、相続財産などを正確に伝え、個別に確認します。

⑧ 貯金があると生活保護は受けられない?

生活保護は、利用できる資産・能力・他の制度を活用しても、なお生活に困窮する場合に利用する制度です。

そのため、預貯金がある場合は、原則として生活のために活用することが求められます。

ただし、 「預金が1円でもあれば申請できない」「全国一律で○万円まで」 という単純な仕組みではありません。

資産 基本的な考え方
預貯金・現金 生活のために活用するのが原則。申請時の手持金等は個別に確認
自宅 処分価値や居住状況等によって保有が認められる場合がある
自動車 原則は処分対象だが、障害による通院・通所などで例外が認められる場合がある
保険 解約返戻金がある場合は資産活用を求められることがある
申請前に財産を隠したり移したりしない

生活保護を受けるために、本人の預金を親族名義へ移す、相続財産を申告しない、保険金を隠すといった対応は避けてください。

収入・資産は正確に申告し、保有を認められるか、どのように生活費へ充てるかを福祉事務所へ相談します。

⑨ 相続すると生活保護はどうなる?

生活保護を受給している本人が、親の死亡により預貯金・不動産・生命保険金などを取得することがあります。

相続財産を取得した場合は、福祉事務所へ速やかに申告する必要があります。

取得した財産の内容や金額によって、

  • 保護費が減額される
  • 一時的に保護が停止される
  • 保護が廃止される
  • 財産を生活費に充てた後、再び申請する

といった可能性があります。

相続したら二度と生活保護を受けられないわけではありません

相続財産を取得して一時的に生活保護が不要になっても、その財産を適正に生活費へ使い、再び最低生活を維持できなくなった場合には、改めて相談・申請できます。

ただし、財産を不自然に浪費したり、親族へ贈与したりした場合は、事情を確認されることがあります。

相続時に確認すること
  • 遺言書の有無
  • 本人が取得する預貯金・不動産
  • 生命保険金の受取人
  • 借金・未払金
  • 相続放棄の必要性
  • 本人が遺産分割を理解できるか
  • 財産を取得した後の管理者
  • 福祉事務所への申告方法

⑩ 生命保険金・贈与・家族信託との関係

親が障害のある子のために、生命保険、贈与、家族信託を準備することがあります。

これらは本人の生活費を確保する方法として有効ですが、 生活保護の収入・資産認定と無関係になる仕組みではありません。

方法 注意点
生命保険金 本人が受取人となり保険金を取得すれば、資産・収入として生活保護へ影響する可能性がある
生前贈与 本人が取得した現金・財産として、生活保護や税務へ影響する可能性がある
家族信託 親の信託財産であっても、本人が受益者として給付を受ける場合は、その利益が生活保護へ影響する可能性がある
遺言 本人が相続した財産は本人の資産となり、申告が必要
家族信託に入れれば生活保護へ影響しない、とは限りません

家族信託は財産の管理方法を定める制度であり、受益者が受け取る経済的利益を生活保護の判定から当然に除外する制度ではありません。

生活保護との関係を前提に信託を設計する場合は、福祉事務所、法律・税務の専門家と事前に確認する必要があります。

⑪ 障害のある子にいくら財産を残すべきか

親から本人へ残す財産額は、生活保護を受けられるかどうかだけで決めるべきではありません。

まず、本人の将来の生活に必要な金額を計算します。

財産額を考える5つの要素
  • 本人の障害年金・給与・手当
  • 親亡き後の住居費
  • 毎月の生活費不足
  • 医療・入院・引越しなどの臨時費
  • 本人が安全に管理できる金額

財産を残す基本的な順番

  1. 親自身の老後・介護・医療費を確保する
  2. 本人の将来の月次収支を作る
  3. 公的制度で賄える範囲を確認する
  4. 不足額と臨時費を計算する
  5. 財産を管理する人・仕組みを決める
生活保護を受けるために、あえて本人へ何も残さない設計は慎重に

生活保護は将来必ず利用できると確約される制度ではなく、本人の世帯・資産・収入・住まい等によって個別に判断されます。

親の財産、本人の生活費、きょうだいとの公平、管理方法を踏まえ、生活保護だけへ依存しない複数の選択肢を検討しましょう。

⑫ 遺言・家族信託・成年後見の役割を分ける

制度 主な役割 できないこと・注意点
遺言書 親の死亡後に誰へ何を承継させるか決める 本人が取得した後の財産管理は自動的に行われない
家族信託 信託した親の財産を受託者が契約に従って管理する 本人の契約・医療・福祉・日常生活すべてを代理する制度ではない
成年後見等 本人の法律行為・財産管理を法的に支援する 日常介護やすべての医療同意を担う制度ではない
生命保険 親の死亡直後の資金を準備する 本人が受け取った後の管理方法が必要
組み合わせの例

遺言書で障害のある子へ必要な財産を残し、遺言執行者を指定します。

親の財産を長期的に管理したい場合は家族信託を検討し、本人自身が取得した預貯金や契約の管理に法的支援が必要であれば、成年後見制度等を検討します。

同時に、相談支援専門員、住まい、医療、きょうだいの役割も整えます。

⑬ 親亡き後の金銭管理を誰に任せるか

本人の金銭管理が難しい場合、親が亡くなった後の管理者を決める必要があります。

方法 向いている可能性がある場面 注意点
本人自身 支払いの自動化や家計表で管理できる 高額契約・詐欺・紛失への備え
きょうだい・親族の支援 本人の意思を確認しながら日常管理を補助できる 記録、負担、利益相反、支援者の高齢化
日常生活自立支援事業 本人が契約内容を理解でき、日常的な金銭管理支援が必要 利用要件・範囲は地域や本人の状況による
財産管理契約 本人が契約を理解し、受任者を選べる 監督方法、受任者、契約内容を明確にする
成年後見制度 重要な契約・財産管理に継続的な法的支援が必要 家庭裁判所が選任し、本人の障害名だけでは決まらない
きょうだいに「通帳だけお願い」と安易に任せない

本人のお金を管理する人には、入出金の記録、領収書の保管、本人への説明、他の家族への報告などが求められます。

きょうだい一人へ負担を集中させず、日常支援、財産管理、緊急連絡を複数の人・機関で分担しましょう。

⑭ よくある誤解・失敗例

  • 障害年金だけで一生生活できると思う
  • 実家暮らしの現在の支出だけで将来資金を計算する
  • 本人の障害年金を親名義の口座へ移す
  • 親が本人の通帳を管理したまま引継ぎを決めない
  • 20歳前傷病の所得制限を確認せず就労収入を考える
  • 障害年金は非課税なので生活保護に影響しないと思う
  • 生活保護は貯金が1円でもあれば申請できないと思う
  • 相続すると二度と生活保護を利用できないと思う
  • 相続財産や保険金を福祉事務所へ申告しない
  • 家族信託に入れれば生活保護へ影響しないと思う
  • 多額の現金を本人へ一括で残せば安心だと考える
  • 遺言書だけで相続後の財産管理まで解決すると考える

重要なのは、制度の名称ではなく、 本人が毎月いくら必要で、誰がどの財産を管理し、不足時にどの制度へつなぐか を具体化することです。

⑮ 今日から始める1年ロードマップ

最初の1か月|収入・支出を見える化する

  • 障害年金の種類・等級・年額を確認する
  • 年金生活者支援給付金の受給状況を確認する
  • 本人の給与・工賃・手当を一覧にする
  • 現在の生活費と親が負担している費用を書き出す
  • 本人名義・親名義の口座を分けて確認する

3か月以内|将来の住まいを前提に試算する

  • 実家・一人暮らし・グループホームの費用を比較する
  • 親亡き後の月次不足額を計算する
  • 医療・入院・引越しの臨時費を見積もる
  • 本人のカード・サブスク・支払い方法を確認する
  • 障害年金の更新時期を共有する

6か月以内|財産管理方法を決める

  • 本人が自分で管理できる範囲を確認する
  • 家族が支援する場合の記録方法を決める
  • 日常生活自立支援事業等を確認する
  • 財産管理契約・成年後見等の必要性を整理する
  • きょうだい・支援者の役割を具体化する

1年以内|相続設計を正式な形にする

  • 親自身の老後資金を確保する
  • 本人へ残す財産額を検討する
  • 遺言書の必要性を確認する
  • 家族信託・生命保険を比較する
  • 遺言執行者・財産管理者を決める
  • 生活保護が必要となる場合の相談先を確認する
  • 年1回の見直し日を決める
1年後に目指したい状態
  • 本人の毎月の収入・支出が分かる
  • 親の援助額が見える化されている
  • 本人のお金と親のお金が分けられている
  • 親亡き後の生活費不足が計算されている
  • 財産を管理する人・仕組みが決まっている
  • 相続と生活保護の関係を誤解していない
  • 本人の住まい・福祉・医療と資金計画がつながっている

⑯ 保存版チェックリスト

障害年金

  • 障害基礎年金・障害厚生年金の別を確認した
  • 等級・年額・振込月を確認した
  • 更新時期・診断書提出の有無を確認した
  • 20歳前傷病の所得制限を確認した
  • 年金生活者支援給付金を確認した

生活費・貯金

  • 本人の月次収支を作成した
  • 親が負担している金額を計算した
  • 住まい変更後の生活費を試算した
  • 緊急費・長期生活資金を分けた
  • 本人名義の口座で管理している

相続

  • 親の財産・負債・保険を整理した
  • 本人へ残す財産額を検討した
  • 受け取った後の管理方法を決めた
  • 遺言書・家族信託・生命保険を比較した
  • 遺言執行者・管理者を検討した

生活保護

  • 障害年金が収入認定されることを理解した
  • 貯金・相続財産の申告が必要だと確認した
  • 相続後に保護が減額・停止等となる可能性を確認した
  • 相続したら永久に申請できないという誤解をしていない
  • 本人の地域を所管する福祉事務所を確認した

支援者・財産管理

  • 親以外に本人のお金を知る人がいる
  • きょうだいの役割を具体化した
  • 入出金・領収書の記録方法を決めた
  • 後見制度が本当に必要か個別に確認した
  • 生活・福祉・医療と財産管理を分けて考えた
まとめ

障害年金を受給している子の親亡き後対策では、 障害年金の金額だけで将来を判断しないこと が重要です。

まず、親亡き後の住まいを前提に、本人の収入・支出・毎月の不足額を計算します。

次に、本人の貯金を日常生活資金・緊急資金・長期生活資金に分け、誰が安全に管理するかを決めます。

生活保護は、障害年金や利用可能な資産を活用しても生活費が不足する場合に、その差額を補う制度です。

相続財産を取得すれば保護へ影響する可能性がありますが、相続したら永久に生活保護を利用できないわけではありません。

遺言・家族信託・成年後見は役割が異なります。

本人にいくら残すか、誰が管理するか、住まいと生活費をどう支えるか を一体で設計することが、障害年金を土台にした親亡き後対策になります。


📞 ご相談はこちら

障害を持つ子どもの親亡き後を支える会

【東京オフィス】
東京・人形町で相続相談先をお探しの方へ。相続手続き、遺言書作成、生前対策などに対応。人形町駅徒歩すぐ。中央区・日本橋エリアのご相談も承ります。

また、知的障害・精神障害のあるお子さまの親亡き後対策として、遺言書、家族信託、任意後見、成年後見、死後事務委任、見守り契約などを組み合わせた将来設計のご相談にも対応しています。

【横浜オフィス】
横浜・関内で相続相談先をお探しの方へ。相続、遺言、家族信託、任意後見などに対応。関内駅徒歩約3分。横浜市中区を中心にご相談を承ります。

また、障害のあるお子さまの将来の住まい・お金・支援者・相続手続きについて、親亡き後を見据えた制度設計のご相談にも対応しています。

【千葉オフィス】
千葉県で相続・親亡き後対策の相談先をお探しの方へ。遺言書、相続手続き、家族信託、成年後見・任意後見、死後事務委任などに対応しています。柏市・市川市をはじめ、千葉県内のご相談も承ります。

障害のあるお子さまの将来について、住まい・お金・支援者・相続を一体で整理し、ご家庭ごとの状況に合わせた備えをご提案します。

📞 ご相談はこちら
☎ 0120-905-336

障害年金・生活費・相続・財産管理を切り離さず、お子さまの住まいと生活全体に合った将来設計を整理します。

次へ
次へ

軽度知的障害・発達障害のある子の将来準備|就労・契約・お金の管理でつまずかないために