おひとり様・頼れるご家族がいない方へ

おひとり様の
終活ロードマップ

元気な今から、
亡くなった後までを一つの流れで考える。

「何を、いつ準備すればいい?」を、
時系列で分かりやすく整理します。

結論

おひとり様の終活は、 すべてを一度に準備する必要はありません。 元気な今だからできること、 状況が変わってから考えてもよいこと、 人によっては必要のないこと に分けて考えるのが基本です。

終活は「亡くなった後」だけの準備ではありません

頼れる家族がいない場合、 困る可能性があるのは亡くなった後だけではありません。

急な入院、認知症、施設への入居、自宅の管理など、 生きている間にも誰かの支援が必要になる場面があります。

そこで、 元気な今から亡くなった後までを一つの流れとして考えてみます。

おひとり様終活ロードマップ

1
元気な今

まず「誰に何を頼めるか」を確認

緊急連絡先、家族・親族・友人との関係、 財産や住まい、葬儀などについて、 現在の状況と希望を整理します。

2
少し生活に不安が出てきたら

見守りや日常の支援を検討

定期的な連絡、支払いや財産管理など、 自分一人では負担になってきた部分について支援方法を考えます。

3
判断能力の低下が心配になったら

任意後見など認知症への備えを確認

将来、銀行手続きや施設契約などを 自分で行うことが難しくなった場合に備え、 誰に何を任せたいかを整理します。

4
入院することになったら

緊急連絡先・身元保証・費用を確認

病院が求める役割を確認し、 入退院手続きや必要品、支払いなどを 誰が担当するのか整理します。

5
施設へ移ることになったら

入居契約と自宅のことを整理

施設との契約だけでなく、 持ち家・賃貸・家財・郵便物・ペットなどについても 対応方法を考えます。

6
亡くなった後

葬儀・納骨・解約などの死後事務

葬儀、火葬、納骨、公共料金、 携帯電話、住居、家財など、 死亡後に必要となる事務を誰が行うのか確認します。

7
財産が残ったら

遺言・遺言執行・相続へ

預貯金、不動産、大切な品物などを 誰に残したいかを整理し、 必要に応じて遺言を検討します。

「今やること」と「後でもよいこと」を分ける

今から確認したい 緊急連絡先、財産、住まい、 希望、頼れる人など、 現在の状況を把握します。
状況が変わったら 見守りや財産管理など、 必要性が出てから検討できるものもあります。
必要ない場合もある 家族や周囲の方が対応できる場合など、 すべての制度を利用する必要はありません。

契約を増やすことが、終活の目的ではありません

大切なのは、 自分が対応できなくなったときに、 誰が何をしてくれるのか が分かっていることです。

家族にお願いできる部分は家族へ。 自分でできる部分は自分で。 足りない部分だけを専門家やサービスで補います。

まず確認するチェックリスト

  • 緊急時に連絡してよい人がいる
  • 自分の財産をおおよそ把握している
  • 認知症になった場合のお金の管理を考えている
  • 入院・施設入居時に頼れる人がいる
  • 自宅・荷物・ペットをどうするか考えている
  • 葬儀や納骨について希望がある
  • 財産を誰に残したいか考えている

すべて決めなくても大丈夫です

まずは今の自分にとって、 どこが決まっていて、 どこがまだ決まっていないのかを確認してみましょう。